思いやりと勇気
東海・加木屋南小 鯉江美穂
今年度もあと少しです。次の学年につなげるために大切なことを、江戸時代に今の東海市で生まれた細井平洲先生の教えとともに考えます。
一、ゆずり合う心
遊びのとき「自分が先に」と思うことはありませんか。でも「どうぞ」とゆずると、友達も「ありがとう」と笑顔になります。平洲先生は「思いやりをもち、ゆずり合うこ
とが大切」と教えています。
二、まず自分からあいさつ
「おはよう」と言われたら「おはよう」と返します。でも、相手が言うのを待つばかりでは、あいさつはできません。平洲先生は「相手を待つのではなく、まず自分から行動しよう」と教えています。
三、学んだことを生かす
時計の見方を学んだら「○時だから準備しよう」と時間を意識する。漢字を学んだら手紙や日記に漢字を使ってみる。平洲先生は「学び考え、行動することが大事」と教えています。
四、勇気をもち一歩ふみ出す
もうすぐ1つ上の学年になります。不安になることもあるかもしれません。平洲先生は、上杉鷹山という殿さまが不安を感じていたとき「勇気をもって、やるべきことをやりなさい」と伝えました。
残りの3学期、4つのことを心がけ、次の学年につなげてほしいと思います。