2月29日の学校朝会で
蒲郡・蒲郡中 伊藤孝明
全校の皆さん、おはようございます。今日は2月29日。4年に1度しかない特別な日です。この特別な日に全校の皆さんにお話ができることをうれしく思います。
せっかくですので、「うるう年」のお話をします。うるう年というのは、日本だけにあるものではありません。地球上の全ての国が、2024年はうるう年です。なぜなら、うるう年がある理由が、地球に関係することだからです。
理科の時間に習ったと思いますが、地球は太陽の周りをおよそ1年かけて1周します。公転ですね。また、地球はおよそ24時間をかけて、1回転します。自転ですね。地球は、1回公転する間におよそ365回自転するので、1年は365日あります。でも、ピッタリではないんです。地球が1回公転する間に自転する回数は、365回にほんのちょっと足りません。およそ6時間足りないんです。そこで、4年に1回、1日分を増やすために、2月29日が作られています。
だから、本日は、4年間にずれてきてしまった時間を修正する神聖で特別な日です。皆さんも、今日のこの特別な日に、生活のずれや心と体のずれ、そして人間関係のずれなど、日々の生活の中で生じてしまったさまざまなずれを修正する1日としてください。