総会宣言
令和8年度総会宣言
愛知県小中学校長会は、愛知の教育の充実と発展を目指し、たゆまぬ研究と実践を重ね、着実にその成果を上げてきた。
我が国では、少子高齢化や人口減少が進むとともに「Society5.0」の実現に向けて社会の在り方が大きく変化しつつある。加えて、混迷する国際情勢や大規模自然災害の多発など、将来の予測が困難な時代にあり、世界平和の実現や地球規模の課題解決に向けて、持続可能な社会の創り手の育成や日本社会に根差したウェルビーイングの向上が求められている。
教育においては、子どもたちを取り巻く多様な課題や教育ニーズに対応し、子どもたち一人一人の可能性を引き出す「主体的・対話的で深い学び」を着実に具現化していくことが急務である。同時に、学校における働き方改革を推進し、学校の指導・運営体制のさらなる充実を図らなければならない。また、教職の魅力を広く発信するとともに、生涯にわたって学び続け、高い専門性を発揮する教職員集団を形成することを通じて、「令和の日本型学校教育」を構築し、発展させていく必要がある。
こうした中、校長は、義務教育の意義と使命を強く自覚し、子どもたちが自らのよさや可能性を伸ばし、多様な人々と協働してよりよい社会を創り上げ、豊かな人生を切り拓いていく力を育んでいかなければならない。併せて、子どもたちや教職員のウェルビーイングの向上を目指し、質の高い教育活動を具現化する学校経営に志高く挑み続けることが不可欠である。
私たちは、自ら研鑽に励み、学び続けながら、幅広い教養と深い識見に基づく教育理念の下、リーダーシップを発揮し、創意と活力に満ちた学校づくりに取り組むことをここに決意するとともに、第八十回総会に当たり、次の事項を決議し、その実現を期して共に行動することを宣言する。
- 「主体的・対話的で深い学び」の具現化を通じた、知・徳・体にわたる「生きる力」の育成
- 創意工夫のある、社会に開かれた教育課程の編成・実施・評価・改善
- 学校経営の礎となる教育諸条件の整備・充実と学校における働き方改革の推進
- 教育者としての使命感をもって学び続け、豊かな人間性と高い専門性を発揮する教職員の育成
- 子どもたちの命と心を守り、安全・安心に活動できる教育環境の充実
- 共に学び支え合う社会の実現に向けた、家庭・地域・関係機関等との連携・協働の推進
令和8年5月19日
第80回愛知県小中学校長会総会