愛知県の教育の振興を目指して

我が国では、少子高齢化や人口減少が進むとともに、Society5.0の実現に向けて社会の在り方が大きく変化しつつあります。加えて、混迷する国際情勢や大規模自然災害の多発など、将来の予測が困難な時代にあり、世界平和の実現や地球規模の課題解決に向けて、持続可能な社会の創り手の育成や日本社会に根差したウェルビーイングの向上が求められています。

教育においては、子どもたちを取り巻く多様な課題や教育ニーズに対応し、子どもたち一人一人の可能性を引き出す「主体的・対話的で深い学び」を着実に具現化していくことが急務です。同時に、学校における働き方改革を推進し、学校の指導・運営体制のさらなる充実を図らなければなりません。また、教職の魅力を広く発信するとともに、生涯にわたって学び続け、高い専門性を発揮する教職員集団を形成することを通じて、「令和の日本型学校教育」を構築し、発展させていく必要があります。

こうした中、校長は、義務教育の意義と使命を強く自覚し、子どもたちが自らのよさや可能性を伸ばし、多様な人々と協働してよりよい社会を創り上げ、豊かな人生を切り拓いていく力を育んでいかなければなりません。併せて、子どもたちや教職員のウェルビーイングの向上を目指し、質の高い教育活動を具現化する学校経営に志高く挑み続けることが不可欠です。

私たち愛知県小中学校長会は、尾張地区・三河地区の989名の校長と力を合わせ、名古屋市立小中学校長会をはじめとする関係諸団体・諸機関とも連携を図りながら、自ら研鑽に励み、幅広い教養と深い見識に基づく教育理念の下、創意と活力に満ちた学校づくりに力を尽くしていきたいと考えています。