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予算陳情

 

令和5年度教育予算陳情

~確かな学力・豊かな心・健やかな体の調和を実現する教育を推進するために~

 

 8月24日(水)、県庁にて、令和5年度の教育予算に関する愛知県教育委員会との会議を行いました。


挨拶される飯田教育長

 県小中学校長会から、鈴村俊二会長をはじめ、副会長、主任庶務理事、教育条件正副委員長、広報部正副部長、県へき地教育研究協議会から、保科克之会長、事務局長が出席しました。
 県教委からは、飯田靖教育長、事務局長、事務局次長、学習教育部長、各課長等に出席していただきました。
 初めに、鈴村会長が飯田教育長に陳情書を手渡しました。その後、教育条件委員長が最重点陳情事項を中心に、県へき研の保科会長がへき地の教育振興に向けた陳情内容の説明を行いました。
 子どもたちが自らのよさや可能性を認識して、多様な人々と協働しながら、豊かな人生を切り拓いていけるよう、「生きる力」を育む学校づくりを推進することは、喫緊の課題です。そのために、加配教員の配置拡充や少人数学級の計画的な整備、講師不足の解消をはじめとする必要かつ十分な人材の確保等、学校運営の円滑化を目指す上での教育諸条件の更なる充実を要望しました。


  • 陳情事項を説明する岡本教育条件委員長

  • 陳情書を手渡す鈴村会長

(文 安城・作野小 岡本 健二)

 

教育予算に関する陳情事項

  【基本事項】(要約)
  (1) 主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善による、知・徳・体にわたる「生きる力」を育成するための教職員の定数改善
  (2) 社会に開かれた、創意ある教育課程の編成と実施に基づく教育活動の質を向上させるための教職員配置
  (3) 確固たる学校経営の礎となる教育諸条件の整備・充実への対応と、学校における働き方改革の更なる推進
  (4) 教育に対する強い情熱と、確かな資質・能力をもつ教職員の育成
  (5) 子どもたちが安心して、楽しく通うことができる教育環境づくりと安全教育・防災教育の充実
  (6) 家庭・地域・関係機関等との連携・協働の推進
  【最重点陳情事項】
  [1] 教職員定数改善と配置の工夫
    行き届いた教育を行うための少人数指導担当教員をはじめとする、小学校専科指導教員、通級指導教室担当教員、日本語教育適応学級担当教員等の加配措置拡充
    2 小学校完全複式校における専科指導充実のための教員の加配措置
    3 一人一人の教育的ニーズに適切に対応するための特別支援学級の学級編制基準引下げ
  [2] 教育諸条件の整備・充実
    1 少人数学級の計画的整備に向けた小学校第5学年への35人編制の拡充と中学校第1学年における県独自措置の継続
    2 養護教諭複数配置基準の引下げと複数配置の緩和措置維持、並びに大規模単数配置校への加配教員の配置と個別加配枠の拡充
    3 講師不足を解消し、円滑な学校運営を図るための学校現場のニーズに迅速かつ適切に応えられる人材の確保
    4 多彩な人材の参画による学校の教育力向上を目指した学習指導員配置事業や教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)配置事業、部活動指導員配置事業等の一層の拡充
    5 育児短時間勤務や部分休業の教員、介護休暇・介護時間を取得する教員の勤務が学校運営に支障をきたさないための条件整備と、短時間再任用教員の基礎定数外での活用
  [3] 教職員給与等の改善と処遇の充実
    1 学校現場の実情に見合った定年引上げの制度設計や定年退職後の処遇の改善、並びに教職員評価の給与等への反映における公務の特殊性や多様性を踏まえた慎重な対応
    2 普通旅費の維持・改善と「修学旅行や野外活動、遠足等の引率・下見」、「教職員の研修・講習参加」のための別枠旅費の必要額確保

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