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特色ある学校経営

心つながるペア交流

-岩倉市立岩倉北小学校-

1 はじめに

 本校は明治6年創立、143年目を迎えた。児童数763人、学級数25学級(内特別支援学級2)の大規模校で、岩倉市の中心地に位置している。地域の学校教育への関心は高く、家庭・地域の協力に支えられ、日々教育活動に取り組んでいる。
 本校では長年、上級生が下級生をいたわり、互いに信頼関係を築いて交流し、子どもたちの豊かな情操を育てることを目的として、ペア学級を単位とした取組を行っている。ペア交流を通して、仲間づくりだけでなく上級生が下級生に、今までの経験で得た知識や行事に対する思い、マナーなどを伝えることで、岩倉北小学校の文化の継承にも役立っている。

 

2 ペア学級の取組

 1年と6年、2年と4年、 3年と5年がそれぞれにペアを組み、年間を通して様々な活動に取り組んでいる。
○名刺交換
 ペア学級となった初めての対面で、名刺に自分の似顔絵や相手へのメッセージなどを書き込み、交換している。1年間の特別な存在となることを確認し合う、温かい関係の始まりとなっている。
○ふれあいオープニング集会
 上級生が下級生を迎えに行くところから始まり、体育館で児童会の企画したゲームにペアで仲良く参加している。互いをしっかり認め合う充実した時間となっている。


ふれあいオープニング集会

○ふれあい読書
 春と秋の2回、ペアで本や紙芝居の読み聞かせを行っている。ペア学級ごとにより親密な時間を静かに味わっている。
○ふれあい遊び
 ふれあい週間中に学級活動の1時間を使って、ふれあいホールでゲームをしたり、運動場でドッジボールをしたりしている。上級生は自分が下級生だった頃を思い出しながら親切に接している。


ふれあい遊び

○運動会の応援練習
 高学年の応援団が低学年の教室を訪問し、応援歌や声の出し方、拍手の仕方を教えている。応援の仕方だけでなく、意気込みも伝えながら、熱心に練習に励んでいる。
○北っ子作品展
 絵画や工作、書写など、全校の作品を体育館に展示する北っ子作品展では、ペア学級で鑑賞し、仲良く作品を紹介し合っている。


北っ子作品展ペア鑑賞

3 委員会による異学年交流

○図書委員会
 読書週間には、低学年を対象に図書委員が読み聞かせを行っている。上級生が読む紙芝居を低学年が夢中になって楽しんでいる。低学年が読書に親しむきっかけとなっている。
○生活委員会
 生活委員を中心に、年間を通してあいさつ運動に取り組んでいる。9月には学級単位で、1月にはペア学級で行っている。子どもたちは、あいさつを通して互いにかかわり合う大切さを学んでいる。

4 「上下学年」の交流

○1,2年生
 2年生は、入学したばかりの1年生に安心してもらうため、優しく学校を案内したり、アサガオの種の蒔き方を丁寧に教えたりしている。
○3,4年生
 4年生は、3年生に対して 国語の時間に作成したクラブ活動を紹介するリーフレットや、二分の一成人式に向けての取組の様子を見せて交流している。
○5,6年生
 お互いの宿泊行事の前には、天候と道中の安全を祈ってたくさんのてるてる坊主を送ったり、帰った翌日に読めるように、心温まるメッセージを前面黒板に書いたりして絆を深めている。

5 おわりに

 ペア交流の取組を通して、信頼関係が育まれ、人間関係をより円滑にしている。やがては社会で活躍する子どもたちにとって、大きな力につながってほしいと願っている。

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