豊かな心
-日進・日進西中 杉山智司-
西中祭は大成功でした。今年もいろいろな場面で、みなさんは自分の身の回りのことを本当に豊かに感じ取り、表現する心をもっているものだとつくづく感心しました。
友達と一緒に部活動の苦しい練習に耐え、ついに試合に勝つことができた。本に夢中になっていたら、時間がたつのを忘れてしまっていた。すてきな音楽を聴いてうっとりした。きっと、そんないろいろな経験が生かされて、現在のみなさんがあるのだと思います。
この豊かな心を、これからもずっと磨いていってほしいものです。感動できる機会を自分から見つけ、たくさん体験をしてください。そのような体験は人から与えられるものではないので、ぜひ自分から見い出していきましょう。
映画やテレビを見ていて涙が止まらなくなった。すばらしい芸術作品に出合い釘付けになった。旅先での美しい景色に思わず声が出た。そんな体験を通して、美しいものを本当に美しいと思う心や人を思いやる心が育っていけば、更にみなさんの未来は輝かしいものになることと期待しています。
大きな行事が終わり、これで一区切りといった時期に入ります。これからが、じっくりと自分自身の心を磨くことができる時だと思います。