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私の朝会講話

目標の実現には

-一宮・尾西第三中  仲山宏 -

やま

人には夢や目標が必要です。目標をもっても、もたなくても一日は過ぎますが、だからこそ目標をもって臨みたい。そして、目標に向かって全力で本気で臨んでほしい。しかし、目標を達成するためには、苦しい道のりが必ずあります。

「坂は登らなければ、登り続けなければ、決して坂の上には出られないのだ」これは、小説家の円地文子さんの言葉です。

坂道は登り坂の方が苦しく感じます。それは、坂が長ければ長いほど頂上が見えない、その向こうが見えないからです。向こうが見えないと不安にもなり、後戻りしたくなる気持ちが生まれてきます。できれば、苦しい登り坂ほど一人ではなく、友人や家族などと一緒に登るといいでしょう。

励まし合いながら、きっと登り切ることができるはずです。

そして、坂の上に出た時の爽快感、満足感は例えようのないものであり、次への勇気につながるはずです。

勉強や部活動で頑張っている皆さん。苦しくなると、くじけそうになって途中であきらめそうになることもあるでしょう。妥協しそうになることもあるでしょう。

そんな時はぜひ思い出してください。坂の上に出た時、初めて次の展開を迎えることができるのだと。

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