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私の朝会講話

勇気をもって

-あま・篠田小  横江由美-

勇気をもって

 今日はとてもうれしい話をします。先週、こんな電話が学校に掛かってきました。
 「白山神社の近くに住んでいます。飼い犬が逃げたことに気付かずにいたら、女の子が2人来て、犬が逃げたことを教えてくれました。お陰で助かりました。知らない子でしたが、丁寧な言葉を使おうと、考え考え話してくれました。とてもうれしかったので、学校にお知らせします」。お年寄りの女性からでした。
 困っている人を助けてあげることは、当然のことです。でも、みなさんはどうですか。知らない家に入っていって、大人の人と話をするのです。どんな人が出てくるのか、うまく話せるのか、心配になります。皆さんにはとても勇気のいることですね。
 それでも、知らせに行った女の子はすごい。ありがとう。そして、電話の人もその勇気まで分かったから、わざわざ電話を掛けてくださったのだと思います。電話をくださった人にも心から、ありがとう。勇気をもってよいことのできる人になりましょう。  

 誰なのか分かりませんが、その子は今びっくりしていることでしょう。あとで、こっそり「私です」と知らせてください。みんなでその子に大きな拍手をしましょう。(あとで、4年生の児童だと分かりました。)

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