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私の朝会講話

話す言葉・書く言葉

-蒲郡・三谷中  髙橋 茂-

話す言葉・書く言葉

 先日、本校同窓会の役員会があり、君たちの先輩にあたる役員の方から様々なご意見をいただきました。その中から、今日は「言葉」に関わる話の一部を紹介します。
 「世の中が、書くことよりも、話すことを尊重し、弁が立つことを優先している気がします。学校でもしゃべることは、結構鍛えられていますし、人と論議するための言葉、コミュニケーションのための言葉を教えられているようです。書くことと言えば、SNSの流行によって、メールやフェイスブック、ツイッターなどが中心で、話し言葉や、友達との意思疎通のための短い文章ばかりになっている感じです。また、それに振り回されている気もします。人に伝えたり見せたりする必要はないのですが、自分の思っていることや考えたことを一度書いてみると面白いと思います。自分でも気付かなかった心や気持ちを理解できることもあるし、深く掘り下げることもできると思うのです。書くことは、時間が過ぎても見直しや振り返りができるのです。そうした思考が、自分の心を大きく強く成長させると思うのです」。
 先輩の言われたことをどう思いますか。一度、君たちも書いてみませんか。今まで気付かなかったすごい自分を発見できるかもしれません。

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