向き合う
-名古屋・藤森中 竹石雅幸-
この夏、私は、3年生を中心とした部活動の大会を通して、数多くの感動場面に遭遇しました。結果がよくても悪くても、真剣に最後まで諦めずに取り組む。その姿勢は、何ものにも代えがたいものです。大切にもち続けてほしいと願っています。
話は変わりますが、8月21日、ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手が、日米通算で4,000本安打を達成しました。
記録達成後のインタビューでの発言に大変興味をもちました。
彼はこう言っていました。「いい結果を生んできたことを誇れる自分ではないんです。4,000本のヒットを打つためには、8,000回以上は悔しい思いをしてきているんです。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思います」と。私は、いやいやそのとおりと共感し、感心しました。
私たちの生活には、自分が思うようにうまくいかないことがあります。こんなとき、うまくいかないことにどう向き合うかが、次への成果につながり、その人の成長につながるのではないでしょうか。
今日から始まる2学期も、一人一人が一つ一つの課題に対して、決して諦めることなく
向き合っていきたいものです。