目標と思い・行動
-名古屋・大江中 中村英揮-
吉田松陰は、「志を立ててもって万事の源となす」と言いました。事の大小にかかわらず、心に決めた目標がなければ強い思いがわき上がらず、途中でくじけてしまうことがあります。だから、目標を立てることがいちばん大切です。
目標がはっきりしたら「思い」と「行動」が大切です。
ウォルトンは「思い」についてこんな詩を残しました。
もし自分がだめだと思えば、だめになってしまう。しかし、自分が違うんだと思えば、頑張ることもできる。(中略)すべては思い次第である。
「行動」については、孔子がこんなことを言いました。
譬えば山を為るが如きに、未だ成らざることを一簣にして止むは、吾が止むなり
譬えば地を平らにするが如きに、一簣を覆えして進むと雖も、吾が往くなり
山をつくるときに、あと一回土を載せれば完成するのに、やめてしまっては、やはりやめたということ。土地を平らにするときに、一回分の土をへこんだところに入れただけでも、進むことになる。
私は、「やれないと思ったら、そこで終わる」「行動しなければ進まない」と、自分を奮い立たせています。
皆さんには、目標を立て、「思い」と「行動」の大切さを忘れずに、実りのある毎日を過ごしてほしいと思います。