将来を考える
-稲沢・稲沢西中 石井義雄-
秋になりました。3年生の人たちは進路選択に悩むことが増えるかと思います。そこで今日は将来に向けてどのように自分の進路を決めていくか、話をしたいと思います。
高等学校など中学卒業後の進路先を悩む人に聞くと、そこに入れるかどうかを話題にし、どうしてそこの学校かとか、さらにその先を話題にする人は少ないようです。
今の君たちは父母、祖父母のお陰でお金を稼ぐこと、食べることをほとんど考えなくても暮らしています。しかし、いつかは自分で稼がないといけません。そこを間違えてしまうと、大きなリスクを背負うことになります。
自分自身のことを客観的に見る力のある人は成長すると言われます。「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。中学校の3年間の中で自分をよく見つめ、長所、短所や自分の性格などをつかむことがまず大切です。そして、毎日の生活で好きなことが何か、「上手だね。よくやれるな」と言われたことはないか、そうしたことに気付いてもらいたいです。
世の中にはたくさんの職業があります。是非、自分を見つめた先にどんな職業があるか、探してみてはどうでしょうか。ハローワーク、職業紹介で検索し、調べてみてもおもしろいです。