一日の計は朝にあり
-田原・泉中 小久保 浩明-
(私は、時々、プレゼンテーションソフトを使って講話をします。今回は年賀状を提示、「どこが間違っているか」から始めました。)
元旦とは、1月1日の朝のことなので、1月1日元旦とは書きません。元旦を使った有名なことわざに「一年の計は元旦にあり」があります。計とは、計画や目標です。では、次にはどんな言葉が入るでしょう。「一月の計は(①)にあり」「一日の計は(②)にあり」。答えは①朔、②が朝です。どちらも計画を立てるには、早い方がよいことを表しています。皆さんは目標を立てたけれど、途中で挫折したことがありませんか。
(曼荼羅チャートの画像を提示)この図は、メジャーリーグの新人賞を獲得した大谷選手が、高校時代に書いた曼荼羅チャートと呼ばれる目標達成シートです。中央に中心となる目標があり、その周りには64の小さな目標が書かれています。このように一つ一つ取り組むことを具体的にして、目標へ到達したのです。元スワローズの野村監督は、こう言っています。「どうするかを考えない人に、どうなるかは見えない」と。
新年を迎える時はまたとない機会ですが、新しい学期や月、日を迎える時でも遅くはありません。どうか、自分の夢、目標をかなえるための計を立ててみてください。