中部っ子の宝物
-みよし・中部小 下田久美子-
今年は、皆さんにとって、どのような1年でしたか?
私は、皆さんと共に過ごした今年の印象を、漢字一文字で表してみました。それは、「和」です。これは、「わ」とも「なごむ」とも読みます。
この字には、「相手を思いやる」、「仲間と気持ちを合わせる」という意味が込められています。この「和」が、中部っ子の皆さんから、いろいろな場面で感じられました。
スピーチや授業で、学級の皆とアイコンタクトでうなずきながら、最後まで話を聞いている姿や、「Aさんはきっと、〇〇○と言いたかったのだと思うよ」と、仲間の思いを汲み取りながら発言を繋げる姿からも、「和」を感じました。
この前、1年生の子が、「今日学校に来るのがものすごく楽しみで、昨日は夜ねむれなかったよ」と、飛び跳ねながら教えてくれました。なぜなら、2年生の子を自分たちで作ったおもちゃランドに招待するからです。このように、誰かのために準備したり、作ったりしている姿からも、「和」があふれていました。そして、おもちゃランドに招かれた2年生の子が、「すごいね」、「ありがとう」と、言葉のプレゼントを贈っている姿からも心温まる「和」を感じました。
これからも皆さんが大切にしている「和」の姿を宝物として磨いていきましょう。