「箱根駅伝」に思う
-小牧・光ヶ丘中 佐野吾朗-
新年、あけましておめでとうございます。突然ですが、私は箱根駅伝が好きで、毎年、1月2日、3日はテレビの前から動けなくなります。
令和3年の箱根駅伝は、最終10区での大逆転劇が話題となりました。9区を終えた時点で優勝確実と思われるリードをとっていた創価大学が、最終10区でまさかの失速、後ろを追っていた駒沢大学に抜かれ、2位に終わるという結果でした。
予想外のこと、思い通りにならないこと、どんでん返し、そうしたことは現実にたくさんあります。そうしたときに大切なことは、目の前の現実をしっかりと受け止め、次の一歩を確実に踏み出す、ということではないでしょうか。
「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、新年にあたって目標を決めるということは、確実な一歩を踏み出すために必要な手続きのように思います。皆さんも、年の初めに、ぜひ自分なりの現状把握と次の一歩について考えるということをしてみてください。
創価大学がゴールしたとき、テレビのアナウンサーの「2位で悔しいと思えるチームになった」という実況の言葉がステキだなぁと思いました。皆さん一人一人が、自分の成長を感じられる1年になることを願っています。