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私の朝会講話

命を大切に命を輝かせて

-一宮・朝日西小 井上綾見-

 皆さんに配った紺色の紙を見てください。真ん中に小さな穴が開いていますね。さて、この穴は、何の大きさと同じだと思いますか。それはなんと、お母さんのおなかにいた皆さんの最初の大きさなのです。これが皆さんの命の始まりです。小さかった命をおなか中で、そして生まれてからも大きく育ててもらいました。今の自分の大きさと比べてみてください。画用紙の穴くらい小さかった皆さんが何倍もの大きさに成長したことが分かります。命ってすごいですね。大切にしてほしいと強く思います。
 では、命を大切にするために、どうしたらよいでしょうか。「健康な生活に心がける」「事故やけがに気を付ける」などは、皆さんがよく分かっていることだと思います。日野原重明先生の「いのちのおはなし」という本には、こう書いてありました。「いのちは、きみたちがもっている時間ですよ」「これから生きていく時間。それが、きみたちのいのちなんですよ」
 自分の命を、時間をどう使うかを考えて生きること、それも命を大切にするということです。これから生きていく時間を大切にしてください。自分の生きる時間だけでなく、周りにいる人の生きる時間も大切にしてください。
 最初に見た小さな穴を、窓の方にかざしてみてください。命がきらきらと輝いています。友達の命もきらきらと輝いています。これからもずっと、命を大切に、命を輝かせて生きていってください。

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