寛容さと優しさを
-東浦・西部中 鈴木悟志-
12月4日から10日は「人権週間」です。人権を大切にするために身近なところからできること、それは仲間を大切にすることです。
文部科学省の調査の中で、いじめの調査があります。冷やかし・からかい・悪口を言われることや、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりすることが多いそうです。「いじり」が限りなく「いじめ」に近いことが分かります。過去との比較で増加しているのは「パソコンや携帯電話等で、ひぼう・中傷や嫌なことをされる」ことです。5年の間に2倍に増えています。SNSでは、名前を隠したままメッセージを伝えることが可能です。さまざまな方法で、人を痛めつけたり孤立させたりしている現状があります。
インターネットを使った情報のやり取りは現在もこれからも必要です。言葉は深く人を傷つける凶器になることを心にとどめて、心が豊かになるように利用したいものです。人を勇気づけたり、励ましたり、支えたりできるのも言葉のもつ力ですから。寛容さや優しさが広がるようにインターネットを使いたいものです。
CMに使われたラップの曲を最後に紹介します。GOMESSさんが出演する公共キャンペーン「見えない障害と生きる。」です。インターネットで調べてみてください。優しい気持ちになりますよ。