なぜ学ぶのか
知多・新田小 土井浩久
新年、明けましておめでとうございます。2024年、令和6年が始まりました。
皆さんにとって、この2週間はどのような冬休みだったでしょうか。私は、久しぶりに読書する時間を多く取ることができました。その中の一冊を紹介します。
本の題名は、『なぜ学ぶのか』です。著者は、出口治明さんといい、生命保険会社を創業後に、大学の学長になられた人です。本の中で、出口さんは、「なぜ学ぶのか」と聞かれたら、「人生をより面白く生きるため」 と答えています。学ぶことで自分の中に人生の選択肢が増え、より自由で楽しくなるからだと言っています。また、「どのように学ぶのか」というと、「自分の頭で考える力を養うこと」だそうです。みんなが言っているからとか、前からそうだったとかではなく、客観的な数字や事実、論理(考え方)を使って学ぶことが大切だと言っています。
皆さんも、勉強している内容をただ単に覚えるだけではなく、その裏側にある数字や事実、論理(考え方)は何かを一緒に考えることで、今までとは違った学び方ができるのではないかと思います。
この3学期は、1年のまとめの学期です。その際には、学習内容の少し先まで考えてみるとよいと思います。