平成30年度尾張小中学校長会総会
風薫る、5月11日、尾張小中学校長会総会が多くの来賓をお迎えして、日本特殊陶業市民会館で開催された。
最初に、平成30年度の役員候補者が提案され、次のとおり承認された。
会 長 | 東野 真志 | (稲沢・大里中) |
副会長 | 木下 眞吾 | (蟹江・蟹江小) |
同 | 浅井 厚視 | (津島・南小) |
同 | 佐藤 益江 | (清須・新川小) |
会計監査 | 天埜 幸治 | (清須・西枇杷島中) |
同 | 真山 惠 | (半田・乙川東小) |
次に、東野会長が庶務・会計等を委嘱し、各議案は全て提案通り承認された。
東野会長は、冒頭挨拶の中で「校長会の目的達成にむけ、未来を担う子ども達のために全力を尽くしたい」と決意表明した。その後、尾張小中学校長会の重要課題として①新学習指導要領への対応②信頼される学校づくり③多忙化解消の三点を挙げた。そして、縦・横の連携を強め、考え、行動する校長会を目指していくことを力強く呼びかけた。
総会後、愛知県教育委員会教育長平松直巳様より、「杉浦千畝氏に学ぶ」と題して講演を頂いた。杉原氏の年譜資料を基に、「人道問題であり、自身が首になっても構わない」と語った当時の杉原氏のエピソード等を紹介された。そして、「決して超人的なヒーローとして扱われるのは本意ではない」、「人間としての矜持の問題」と語られた。また、杉原氏が卒業した現在の瑞陵高等学校内に本年10月にオープン予定の「杉浦千畝顕彰施設」の概要についても語られた。
施設の完成を楽しみに待ち遠しく思うと同時に、人間教育の大切さを感じるよい機会となった。
(文・写真 江南・布袋北小 山岡裕典)
平成30年度三河小中学校長会総会
若葉が薫る5月8日(火)、愛知県副知事石原君雄様をはじめ多くの来賓のご臨席を賜り三河小中学校長会総会・教育講演会が、岡崎市竜美丘会館にて盛大に開催された。
冒頭、山下選考委員長から平成30年度の役員選考の経過・報告を受け、承認された。
会 長 | 水野 勝通 | (安城・三河安城小) |
副会長 | 中村 則夫 | (豊橋・吉田方中) |
同 | 十河 幸代 | (岡崎・六名小) |
同 | 壁谷 幹朗 | (蒲郡・蒲郡南部小) |
同 | 天野 明典 | (豊田・朝日丘中) |
会計監査 | 板倉 功直 | (刈谷・刈谷南中) |
同 | 大林 伸吉 | (豊橋・北部中) |
水野会長は、就任挨拶の中で、学校経営に直結する多忙化解消の視点での働き方改革の必要性と、教員の年齢構成のアンバランスによる組織的問題への危惧を指摘した。
そして、こういう時代だからこそ、教員のつながりを意図的に太く強く、感性を磨き、知恵と力を惜しみなく出し合うことによって、魅力ある学校づくりを各学校が競い合って進めたいと述べた。さらに、子どもを中心に据えた教育の普遍性に触れ、「三河はひとつ」を合言葉に、16郡市のチーム性を高めていこうと呼びかけた。
教育講演会では、愛知県教育委員会委員の広沢憲治氏から「多忙化解消に思う」と題して、ご講演をいただいた。
その中で、学校以外の諸機関との連携強化や、新学習指導要領がめざす「社会に開かれた教育課程」の創造の重要性に触れ、「学校はここまで変わった」ということを自信をもって示していくことが必要であるという示唆をいただいた。一同、学校経営への意欲と決意を新たにした。
(文・写真 豊橋・中部中 﨑下謙二)