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特色ある学校経営

地域との協働・地域への貢献

-高浜市立南中学校-

1 はじめに

 本校は、創立40年目を迎えた全校生徒605人の中規模校である。歴代の校長と職員たちが育んできた地域との関係性も良好で、多方面にわたり地域の協力が得られる恵まれた教育環境にある。
 そこで、経営方針の4つの軸の1つに「地域との協働・地域への貢献」を据え、教師と生徒たちが地域の方々と協働したり、生徒たちの力を地域づくりに生かしたりできる機会を大切にしていこうと考えている。高浜市には、小学校区ごとに「まちづくり協議会」というコミュニティ組織がある。本校学区は、高浜小、高取小、港小の小学校区にまたがり、3つのまちづくり協議会がある。ここでは、主にまちづくり協議会との取組の一部を紹介する。


街路樹ボランティア活動

2 街路樹ボランティア

 南部まちづくり協議会に所属する二池町内会は、本校の南に隣接する町内会である。学校西の歩道沿いには、この二池町民を中心とした里親がボランティアで花苗の世話をして、学校周りの美しく落ち着いた環境を創り出している。年3回、市民一斉清掃の日曜日8時より、生徒会主催による「街路樹ボランティア活動」が10年以上続いている。
 全校生徒の約6割が参加し、町内会の方々や保護者と一緒に心地よい汗を流す。終わると町内会の方々が用意してくださる甘酸っぱい「ところてん」が生徒の楽しみになっている。


防災訓練 炊き出し班

3 地域防災訓練

 南部まちづくり協議会が主催する高浜市防災訓練に、伝令役の中学生3人が参加し始めて11年が経つ。現在では、3つのまちづくり協議会主催の防災訓練に、約100名の生徒たちが参加するようになった。生徒たちは、「炊き出し」「避難者受付」「簡易担架組立て」「応急手当」「簡易トイレ組立て」等の班に分かれ、地域の方々と一緒に2次訓練に取り 組んでいる。
 こうした地域貢献活動は、生徒たちの自己有用感を高めることにもつながっている。

4 健全育成への取組

 2年生の部活動の部長、副部長、学区の小学校6年生を対象に「リーダー研修会」を実施している。「小中学校のリーダーが、やがて地域のリーダーに」を合言葉に、特に昨年度からは、外部講師によるリーダー養成研修を2つのまちづくり協議会と高浜市ロータリークラブの援助を得て実施することができた。
 この他にも、まちづくり協議会と共催で、外部講師を招いたネットモラル講演会を、入学説明会の折に、小学校6年生の児童と保護者及び地域住民を対象に実施することもできた。生徒たちの健全育成にも、地域から強力なバックアップを受けている。

5 おわりに

 全ての普通教室と特別教室の背面には、市文化協会の方々の美術作品が飾られている。1年が経つと、生徒たちは作者の方に、お礼と感想を送り、交流を続けている。
 こうした地域と一緒になって創造してきた「南中文化」の温かさが、学校への愛着や地域愛へとつながると考えている。

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