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特色ある学校経営

地域とともにある学校づくり

-北名古屋市立五条小学校-

1 はじめに

 開校47年目を迎える本校は、北名古屋市の北西部に位置し、児童数500名弱の中規模校である。校庭南には緑豊かな「五条の森」があり、自然環境に恵まれている。また、スクールガード活動は10年以上になり、地域住民による学校支援も盛んである。
 本市は、「市民協働による学び支援推進事業」を展開しており、全小・中学校に学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)を導入し、地域学校協働本部と一体となって、学校支援を進めている。その先行校となって6年目(2年間の調査研究指定を含む)を迎えた本校のコミュニティ・スクールの活動について紹介する。


絵本の読み聞かせ

2 学校運営協議会

 学校運営協議会は、学校・保護者・地域の代表15名で構成され、市のガイドラインに基づき学校関係者評価委員を兼ねている。年4回開催し、本校の教育目標である「当たり前のことがしっかりできる学校」を実現するために、学校と地域がどのように連携できるかについて熟議する。当初は学校への批判や要望が多かったが、会を重ねる中で、委員に当事者意識が生まれ、自分の立場や組織で何をすべきか、何ができるかということを本音で話し合えるようになった。
 現在の委員の意識は「学校の応援団」であり、とても心強い存在である。

3 学校サポーター

 学校運営協議会で熟議したことを実現するのは、地域学校協働本部である。その中でも「学校サポーター」は、現在、90名余の保護者らが三部会に分かれ、学習支援や環境整備に取り組んでいる。
〇ビスケット(読み聞かせ)
 水曜日の朝読書の時間を使って、3学年ずつ教室を訪問し、絵本の読み聞かせを行っている。毎年約200冊の本が読まれており、児童が楽しみにしている時間である。
〇トショポン(図書館整備)
 週1回、季節ごとの飾りつけや本の整理を行っている。委員会の児童との活動も意欲的に進めている。共同作業で、図書クイズや本の紹介カードを作って展示することで、図書館への来館が増え、貸出冊数も増加している。
〇学習サポーター(学習支援)
 家庭科や図工での実習補助や校外学習の付添い、プールでの見守りなど、学校からの要請を受けて、様々な場面で授業をサポートしている。


音読・脳トレランド

 また、水曜日の五条っ子タイム(30分放課)に実施している「音読・脳トレランド」では、6年生とともに、計算や音読のほめ役として協力している。全校児童が年6回以上参加し、学習意欲の向上に役立っている。
 これらの活動を支えているのは、各部の地域コーディネーターである。連絡・調整だけでなく、広報活動やサポーター交流会の企画運営を積極的に行うことで、保護者間の連携を図っている。

4 おわりに

 コミュニティ・スクールにより、保護者・地域の学校理解が進み、信頼関係も深まった。児童の生活ぶりも落ち着き、学力向上にも繋がっている。「よい地域がよい学校を創り、よい学校がよい地域を創る」、このプラスのスパイラルを確立できるよう、今後も活動を継続していきたい。

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