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特色ある学校経営

プログラミング教育

-一宮市立朝日東小学校-

1 はじめに

 本校は、愛知県西端に位置し、創立110年目を迎えた全校313人の学校である。
 平成28年度から2年間一宮市教育委員会からプログラミング教育の実践研究に関する指定を受け、「論理的思考力を高める学習指導法の研究~プログラミング教育の充実をめざして~」をテーマに研究を進めてきた。
 子供たちは、意図した処理を行うようにコンピュータに指示し、動かす体験をしながら、論理的に考え、課題を解決する学習をしてきた。
 ここでは、その実践の概要について紹介する。


タブレットでアサガオの観察記録

2 プログラミング学習

 低・中・高学年別にプログラミング言語を設定し、教科や総合的な学習と関連させながら取り組んだ。

 ○低学年
 「ビスケット」を使用して、コンピュータの法則性やマウスの操作を遊び感覚で学ばせた。また、生活科の学習において、各自が育てたアサガオや野菜の成長の様子をタブレットで撮影し、記録した。タブレットを複数の児童で共有したことは、協働学習に有効であった。国語の音読劇では、プログラミングした背景を用いて発表意欲につなげることができた。
○中学年
 「プログラミン」を使用して、キャラクターを動かしたり、会話をさせたりするプログラムを組む学習に役立てた。発展的な課題として、場面転換やオリジナルのゲームづくりにも取り組むことができた。さらに、ローマ字入力を強化するために、キーボード練習にも力を入れた。
○高学年
 「スクラッチ」を使用して、「自分史」や「歴史クイズ」を作成した。命令の条件分岐や座標軸を設定して、国語の詩や宮澤賢治の『やまなし』から読み取った世界観を情景描写し、それに音楽も組み込んで、朗読発表会を行った。また、近隣の高校との出前授業では、高校生と協働してコンピュータ上の車を動かすプログラミング体験を行った。


グループでPepperにプログラミング

3 Pepper を使って

 パソコンやタブレットを活用したプログラミングに加え、ソフトバンク社の社会貢献プログラムを利用したロボット(Pepper)を活用している。「社会や人の役に立つ」をテーマに、専用のプログラミングソフトを使用し、Pepperが言葉を話す、手を動かす、画像を表示するといった動作を組み合わせるプログラミング学習に取り組んだ。児童は、グループで話し合いながら豊かな発想力で、防犯や学校案内、絵本の読み聞かせなどのプログラムを作成した。

4 おわりに

 研究を進めていく中で、教員の研修の仕方やICT支援員との連携、授業法など多くの課題に取り組んだ。29年度で研究指定は区切りとなるが、新学習指導要領の実施に向けて、今後も子供たちと実践を積み重ねていきたい。

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