私の講話

話し方の「心・技・体」

名古屋・扇台中  爲房信弘

スポーツで「心・技・体」が重要であると言われますが、話し方にもあり、人間関係づくりに大切であると考えています。

ある講演会で、講師の方が、「就職してまもなく、無視やひどい言葉がけから、精神的に追い詰められ、会社へ行こうとしても足が動かなくなってしまった。しかし、両親の励ましの声によって、懸命に働けるようになり、次第に周りの人たちに認められ、現在の地位がある」という話をされました。

人は、話された中身もそうですが、どんな言い方をされたかにこだわるようです。

例えば、「ばか・あほ・まぬけ・うすのろ」などという言葉を、不意に言われるとどう感じますか。

逆に「がんばれ・大丈夫・ドンマイ・元気出して」などという言葉はどうですか。

言っている当人が、思わず言うとき、軽い気持ちで言うとき、不用意に言うとき、冗談で言うときなどいろいろありますが、受け手には胸に突き刺さる場合があります。

話し方は、その人の心の在り方によって変わり、「心・技・体」の「心」の部分が大きく表れます。「心」を大切にして話すことで、よりよい人間関係を築いていきましょう。