プラス1
-幸田・幸田小 上野 正幸-
今日は、「プラス1(ワン)」という話をします。ちょっとの心遣いがすごいという話です。
皆さんの日常生活の中から先生が見つけた「プラス1」を紹介します。
始めに、トイレを済ませた男の子のことです。自分のスリッパを次の人が履きやすい向きにそろえて脱ぎました。ここからが「プラス1」です。その子は、腰をかがめて、隣のスリッパをそろえました。だから、ここのトイレはいつもスリッパがそろっているのだと思いました。
次は、掃除の時間です。廊下掃除です。自分のクラスの廊下を雑巾掛けしている子たちがいました。ここからが「プラス1」です。その子たちは、少しだけ隣のクラスの廊下も雑巾掛けしていました。自分のクラスの前だけを掃除していたら境目が汚れたままだったかもしれませんが、少し隣まではみ出して掃除しているから、いつもきれいなのだと思いました。
最後に、挨拶です。以前に、「プラス会釈」という話をしました。目を合わせて、そして会釈して挨拶している子が、幸田小学校にはたくさんいます。
ちょっとの心遣い「プラス1」が学校生活をよりよいものにしている。そんなところがすごいです。大切にしていきたいですね。