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私の朝会講話

席を譲ると世界が変わる

春日井・西部中 川地正晃

 先日、席を譲ると世界が変わるという話を聞きました。
 その内容は、公共の場所などで、お年寄りの方や困っている方に席を譲ると、その方の気持ちや体が元気で健康になる。元気になると食事が進む。食事が進むと食料品の会社が儲かる。会社が儲かると、働いている人の家庭が助かる。最後には、子どもたちの心が豊かになり、世界が平和になるという、そんな話でした。
 日本のことわざにも、「風が吹けば、桶屋が儲かる」というものがありますね。
 私たちの住む社会は、お互いが支え合ってできています。この話のように、一人一人の心がけで、社会の仕組みに小さな変化が生じていき、最後には、本当に世界が変わっていくかもしれません。
 皆さんの身近な生活にも、何かよかったことに出会うときもありますね。それは、どこかの誰かの思いやりの行動が、巡り巡って、今あなたの前に現れていると考えたら、温かい気持ちになりませんか。
 皆さんも、何か少しでも気付いたときに、今自分ができることをやってみてください。
 毎日の学校生活でも、そんな人が増えていくと、優しさのあふれる学校につながっていくのだと思います。

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