平成28年度総会報告
平成28年度愛知県小中学校長会総会が、5月17日、日本特殊陶業市民会館で開催された。
県知事、県教育委員会教育長をはじめとする多くの来賓をお迎えする中、役員が満場一致で承認され、会長の加藤千博校長が、挨拶で次のように述べた。
○ 名古屋市への権限移譲に伴う県校長会の組織の在り方
今回、権限移譲という制度変更により、歴史的な分離となりました。3地区それぞれの校長会の活動は尊重しつつ、全県での協力体制はできるだけ維持をしていきたいという共通の思いで、これまで協議がなされてきました。全県の小中学校長が、一丸となって、愛知の子どもたちを育て、先生方をリードしていこうとする思いは、今後も引き継がれると確信をしています。
○ 多忙化解消について
昨年度末に策定されました第3次愛知県教育振興基本計画となる「あいちの教育ビジョン２０２０」にも、教職員の多忙化解消に向けた取組の推進が盛り込まれています。業務を見直し、改善していく点もあると考えます。難しい課題ではありますが、調査研究を進めていきたいと思います。
挨拶の最後に、今年度もキャッチフレーズを「力強く、かつ、しなやかにリーダーシップを発揮する校長会」とすることが確認された。
来賓のご祝辞、前任の副会長への感謝状贈呈後、議案審議と議決を行った。「名古屋市立小中学校長会との分離に伴う規約・内規の改正」も含め、議案は全て承認され、宣言が採択された。総会が滞りなく、厳粛のうちに執り行われ、記念講演へと進行した。