令和7年度尾張小中学校長会総会報告

風薫る5月14日、尾張小中学校長会総会が、Niterra日本特殊陶業市民会館で開催された。
最初に、令和7年度の役員候補者が提案され、次のとおり承認された。
会 長 | 横並 孝 | (半田・雁宿小) |
副会長 | 井本 仁 | (半田・成岩中) |
同 | 岩田 武志 | (一宮・今伊勢小) |
同 | 渡辺 まゆみ | (岩倉・五条川小) |
会計監査 | 野田 恵美 | (尾張旭・城山小) |
同 | 吉峯 宏明 | (知多・中部中) |
続いて、横並会長が庶務・会計等を委嘱し、各議案は全て提案どおり承認された。
横並会長は、挨拶の中で、認識を共にしたい重要課題として2点を挙げた。
1点目、教員不足については、引き続き県校長会とも連携をし、関係機関に働きかけていくとともに、教員の資質・能力を高めていかなければいけないことについて述べた。
2点目、不祥事については、今後も各校の教職員へ適切な働きかけを続けるとともに、チーム学校として、不祥事を組織で防ぐ体制づくりを進めてほしいと訴えた。
そして、「対話」を通して「連携」を図り、力量向上に寄与していきたいとした。
総会後、愛知県教育委員会教育長・川原馨様より、「これからの 愛知の教育 ―愛知県の現状と教育施策について―」と題して御講演をいただいた。探究的な学びの推進や多様性を包摂する社会の実現等について、現状を踏まえ分かりやすく御教示いただいた。
子どもたちの健やかな成長のために、校長として心しておくことを再確認するよい機会となった。
(文・写真 東海・上野中 林 智子)