平成27年度尾張小中学校長会総会
台風6号の影響が心配される中、5月12日、尾張小中学校長会総会が多くの来賓をお迎えして、日本特殊陶業市民会館で開催された。
最初に、平成27年度の役員候補者が提案され、次のとおり承認された。
会 長 | 村 良弘 | (江南・古知野南小) |
副会長 | 山中 仁 | (あま・美和中) |
同 | 水野明敏 | (瀬戸・水無瀬中) |
同 | 鈴木直子 | (春日井・丸田小) |
会計監査 | 吉田 真 | (春日井・東部中) |
同 | 浅井厚視 | (津島・南 小) |
次に、村会長が庶務・会計等を委嘱し、各議案は全て提案どおり承認された。
村会長は、挨拶の中で、尾張小中学校長会の重要課題として、(1)学校教育を取り巻く諸問題への対応(2)県校長会を支える尾張校長会の組織力強化(3)次世代を担う教員の人材育成、の三点を挙げた。これらの課題解決のために、「学びを活用する校長会」を継承しつつ、「実践・行動に移す校長会」としてアクティブに尾張の教育、愛知の教育を、一層、充実・発展させていきたいと力強く呼びかけた。
総会後は、愛知県教育委員会委員松本真理子様より「子どもを取り巻く環境と心の健康」と題して、講演をいただいた。「時代」「日本」「大人」は、子どもたちの心の健康に大きな影響を与える環境である。現代の子どもたちは1950年代と比較して、熟慮する時間が短くなっているが、大人も同様で、「待つ」ことができなくなっている。我々大人は、子どもの心の健康に関わる大切な環境であることを改めて自覚する必要がある。今後の学校経営に生きる多くのご示唆をいただいた。
(文・写真 稲沢・大里中 東野真志)
平成27年度三河小中学校長会総会
新緑にあふれた美しく爽やかな5月8日、三河小中学校長会総会が、愛知県副知事石原君雄様をはじめ多くの来賓のご臨席のもと、岡崎市竜美丘会館にて開催された。
はじめに、役員選考委員長から、平成27年度の役員候補者が提案され、次のとおり承認された。
会 長 | 河合智仁 | (蒲郡・蒲郡南部小) |
副会長 | 栗田万砂夫 | (岡崎・南 中) |
同 | 水野昌孝 | (岡崎・竜美丘小) |
同 | 天野広子 | (幸田・中央小) |
同 | 佐々木尚也 | (北設楽・設楽中) |
会計監査 | 村田伸也 | (新城・東郷中) |
同 | 河合 修 | (豊橋・東部中) |
河合会長は、就任の挨拶で「学び、高め合う校長会」をスローガンとし、学校教育における今日的課題への対応に加えて、学校の組織的な力である「学校力」の向上を目指した取り組みをさらに一歩前進させていきたいと述べた。
とりわけ、学校組織の活性化、組織力の向上に向けた管理職等の力量向上及び組織マネジメントに視点を当てた調査研究と研修に取り組み、三河小中学校493校の校長が共に学び、知恵を出し合い、高め合っていこうと力強く呼びかけた。
総会後、愛知県教育委員会委員佐藤元英様から「幸せカンパニーの人材育成」と題した講演をいただいた。ご自身の会社経営の理念「会社が社会を幸せにし、人々を幸せにする」や、目指す学校の姿を様々な場面で発信することや全員参画の大切さなどを取り上げられ、その中からおのずと人材育成ができることを述べられた。本講演を通して今後の学校経営に向けての決意を新たにすることができた。
(文・写真 岡崎・恵田小 十河幸代)