平成27年度総会報告
平成27年度愛知県小中学校長会総会が、5月15日、日本特殊陶業市民会館で開催された。
県知事、県教育委員会委員長職務代理者をはじめとする多くの来賓をお迎えする中、役員が満場一致で承認され、会長の加藤千博校長が、挨拶で次のように述べた。
○ 名古屋市への権限移譲に伴う県校長会の組織の在り方
昨年度、検討チームを立ち上げ、尾張、名古屋、三河の三地区校長会のみなさんと意見調整を進めてまいりました。
結論といたしましては、まずは分離をして新たな連携の在り方を築きあげていこうということになりました。本日の議事としますのでよろしくお願いをいたします。
○ 若手教員の授業力向上のための校内体制の在り方
各学校では、少し前までは考えられないほど多くの若手教員が配属されています。しかし、その若手教員を指導できるミドルリーダーが不足し、人材育成が課題となっています 。昨年度より特別委員会を設置し、先進的な研修事例を集約し、提言をしていきたいと思っています。
○ 新たなキャッチフレーズでスタートする校長会
「力強く、かつ、しなやかにリーダーシップを発揮する校長会」をキャッチフレーズとします。課題に立ち向かう時、細井平洲先生の教えのように、勇気をもって行動を起こし、力強く、時にはしなやかにリーダーシップを発揮して、全員一丸となって取り組むことが必要であると考えます。
来賓のご祝辞、前任の会長・副会長への感謝状の贈呈後、議案審議と議決を行った。議案は全て承認され、宣言が採択された。総会が滞りなく、厳粛のうちに執り行われ、記念講演へと進行した。