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委員会・部会の活動

 

各委員会の活動を報告します。

 法制委員会

〇勤務時間等の法制に関する学校運用上の問題の研究

 

1 調査研究活動
 教職員評価制度に関する課題と工夫について、抽出校を対象に調査した。多くの学校で、職員との面談を基に、制度本来のねらいである教師の力量向上に重点を置いた目標や達成基準の設定を行っていることが把握できた。その一方で、より公平で客観的な評価を行うための評価基準の設定について、苦慮している様子がうかがえた。
2 法制上の課題の研修
 コロナ禍における学校運営上の課題や、働き方改革に向けた諸問題、最近の法令・規則の改正による変更点等について研修を深めた。

 教育条件委員会

〇教職員定数改善と配置の工夫に関する研究
〇教育諸条件の整備・充実
〇教職員給与等の改善と処遇の充実

 

 各委員会や各地区から寄せられた要望を基に、令和3年度の教育予算に関する陳情書と陳情説明資料を作成し、県教委・関係県議会議員への陳情活動を実施した。
 本年度は、小2・中1の35人学級編制の継続と他学年への拡充、教職員定数配当基準の改善、新型コロナウイルス感染予防のための柔軟な予算措置など、13の最重点陳情事項を中心に、切実な願いや思いを陳情した。
 また、本年度の特殊な状況を踏まえ、旅費の計画的な執行の難しさについて、県当局と話し合いの場をもった。

 学校経営委員会

〇児童生徒の「生きる力」を育む学校経営に関する研究
〇各研究大会に向けての研究推進
〇教育的刊行物の編集と普及推進

 

1 研究推進活動
 コロナ禍の状況下で、残念ながら4つの研究大会全てが中止となった。そこで、各地区で、発表を予定していた内容を活用した研修を行い、児童生徒の生きる力を育む学校経営について学びを深めた。また、3回開催した委員会の中で、学校運営上の諸課題について情報交換をし、見識を深め、自校の学校経営に生かした。
2 刊行物の編集と普及活動
 学校と家庭・地域の連携が深まるように、教育的刊行物の内容の検討や編集を行った。あわせて、その普及推進活動に努めた。

 

 進路委員会

〇進路指導に関わる様々な課題を解決するための調査研究
〇望ましい進路選択のための県教育委員会、公立高等学校長会、県私学協会、県専修学校各種学校連合会、愛知労働局等との協議・調整
〇入試制度の更なる円滑な実施及び中学生の負担にならない公私立高校等の入試日程についての関係機関との協議・調整

 

1 調査研究活動
 進路指導全般、入試制度等の諸課題解決のために実態把握と調査を行った。
○令和元年度末進路に関するアンケート調査
○校種別進学・就職状況調査
2 対策活動
 県教育委員会、公立高校長会、県私学協会、県専修各種学校連合会等と課題解決や改善に向けた調整・協議を行い、下記の成果を得た。
○新型コロナウイルス感染症に対応した入試の実施
○新たな公立高校入試制度実施に向けた意見集約
○進路関係手続き等の簡便化

 保健体育委員会

〇小学校の学校体育における今日的課題に関する研究

 

 子どもの体力低下が言われて久しい。さらに、コロナ禍において、心の面からも体を動かすことの必要性が再認識されるようになった。そこで、子どもの体力・運動能力向上の課題解決につながる道筋を示すために、下記の調査内容で研究を進めている。
○子どもの体力・運動能力の低下を感じる場面や理由
○業前・業間運動の実施状況
○休み時間の運動遊びや運動習慣につながる取組や工夫
○新学習指導要領の下での体育の授業・活動の改善と関連する取組
○体力テスト結果の低下要因
○コロナ禍での体力・運動習慣、体育の授業・活動の工夫・事例と今後の対策 等

 福祉安全委員会

〇「あいちの防災教育マニュアル」を活用した、より効果的で実践的な避難訓練・防災訓練の実施に関する研究
〇地域や自治体、関係諸機関、地元の企業等との連携を強化し、学校や地域の特色を生かした避難訓練・防災訓練の実施に関する研究
〇教職員の福利厚生の充実と改善

 

1 調査研究活動
 令和元年度に、災害安全への備えについて県内小中学校の取組状況を調査・分析した。
 2年度は、元年度の調査を基に、多くの学校で、より実践的な訓練が実施できるように、「目的を明確にした避難訓練」「南海トラフ地震を想定した具体的な取組」等、先進事例を研究した。そして、調査・分析結果とともに「調査研究のまとめ」として発行した。
 今後、危機管理意識が更に高まるよう呼びかけたい。
2 福祉安全に関わる研修
 関係諸機関から、現在の学校事故災害の傾向や福祉に関わる事例を学んだ。

 

 給食委員会

〇「生きる力」を育む健康教育の推進と食に関する指導の充実

 

 「『生きる力』を育む、健康教育の推進と食に関する指導の充実」の研究主題の下、栄養教諭の専門性を生かした食育の推進のための調査研究を「県教員育成指標」や栄養教諭の声を基に進めてきた。その結果、「栄養教諭の配置拡大」はもちろん、栄養教諭の年齢構成や勤務の形態などへの理解を進めることが、栄養教諭の食に関する指導への意欲と専門性を生かした食育の推進には大切であることが明らかとなった。
 来年度は、本研究を生かしながら、学校における食育の推進を視点とした調査研究を進める予定である。

 生徒指導委員会

〇生徒指導上の諸問題の未然防止につながる児童生徒の資質・能力を育む手だての研究

 

 「開かれた積極的な生徒指導の在り方を求めて」の研究主題の下、「スマホ等によるトラブル」、「虐待」、「いじめ・暴力行為」、「不登校」の現状について、実態調査を行った。
 さらに、前回調査で課題となった、「児童生徒を多面的・総合的に理解する力」、「児童生徒に主体的に行動することを促す指導」、「児童生徒に好ましい人間関係を築かせる取組」についても実践の様子を調査した。
 来年度は調査結果を詳しく分析し、「開かれた積極的な生徒指導」に有効な手だてや事例などをまとめ、研究冊子にして紹介していきたい。

 特別支援教育委員会

〇共生社会の形成に向けた特別支援教育の推進と充実

 

 本年度は、教職員定数の改善と配置の工夫について、特別支援学級の学級編制基準に焦点を当て、現状と課題について調査研究を行った。知的障害特別支援学級または自閉症・情緒障害特別支援学級の担任を対象として、実態調査を実施した。学年や発達段階が異なる児童生徒が最大8名の特別支援学級において、一人一人にきめ細やかな支援をしづらいという課題が明らかとなった。
 今後、更に調査結果の分析に努め、より一人一人の教育的ニーズに応じた指導・支援ができるよう、関係諸機関に働きかけていきたい。

 

 広報部会

〇会員・学校・関係機関の教育諸情報の効果的かつ有機的な提供
〇会員の学校経営や教育活動に活用できる「校長会広報」「研究集録」の編集・発行
〇内容の適時性、正確さを期するとともに、読みやすさ、親しみやすさの一層の向上
〇県小中学校長会ホームページを有効に活用した活動内容の全国発信

 

 本部会では、会員の学校経営や資質向上に資する「校長会広報」「研究集録」の在り方について研究し、教育情報の効果的な提供に努めてきた。
 「校長会広報」については、本会の活動状況、各種大会報告、教育情報、特色ある教育活動、会員の作品などを掲載し、年4回発行した。あわせて、校長会HPによる情報発信にも努めた。
 また、各委員会・部会の調査研究や全国・東海北陸地区校長会の研究の動向を「研究集録」にまとめ、2月末に発刊した。

 修学旅行特別委員会

〇社会の変化に対応する望ましい修学旅行の在り方の研究

 

 本年度は、新型コロナウイルス感染症蔓延のため、学校が臨時休業となる中、修学旅行は、全ての学校で8月以降に延期された。修学旅行を中止するというニュースが全国的に報じられ、県内の多くの学校では、キャンセル料の発生、保護者の理解、行き先の感染状況、交通手段、宿泊先の感染予防対策、費用面等、さまざまな問題があり、中止・延期等の判断に苦慮した。
 本委員会では、県内の修学旅行についての情報を収集するとともに、関係諸団体に申し入れをし、コロナ禍での安全で楽しい修学旅行の在り方についての研究を進めた。

 教育課題特別委員会

〇新学習指導要領実施上の課題についての調査研究

 

 本年度は、「プログラミング教育並びにICT教育充実への取組」における現状と課題を取り上げ、GIGAスクール構想が加速する中、県教育委員会が示すプログラミング教育の取組指針の内容を基に調査項目の検討を行った。また、「三観点に整理された評価・評定への総括」への取組状況も取り上げ、評価場面などを位置付けた指導と評価の計画の作成状況、観点別評価の評価資料、三観点による評価・評定の効果・問題点などについて調査研究を行った。
 来年度は、実態調査の結果分析に努め、各校の課題解決に寄与できるようにしたい。

 

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