平成24年度三河小中学校長会総会
雪を思わせるヒトツバタゴの花が満開を迎えた5月8日、三河小中学校長会総会が、愛知県副知事・片桐正博様をはじめ多くの来賓のご臨席のもと、岡崎市竜美丘会館にて開催された。
始めに、役員選考委員長から、平成24年度の役員候補者が提案され、次のとおり承認された。
会 長 | 杉浦宏幸 | (碧南・西端小) |
副会長 | 玉越宏利 | (田原・田原中) |
同 | 水越光久 | (蒲郡・蒲郡中) |
同 | 安藤正紀 | (豊橋・花田小) |
会計監査 | 中西正昭 | (豊川・御津南部小) |
同 | 栗田錦治 | (岡崎・小豆坂小) |
杉浦会長は、就任の挨拶で「まず校長ができることから動き始めよう。そのために三河校長会の499人の校長がこれまで以上に力を合わせ、三河の子どもや三河の教育のために、真に役立つ校長会を目指し、次の3点を重点として積極的に取り組みたい」と熱く語った。
1. 校長自らが学ぶこと(各郡市校長研修の充実と三河校長会でのつながり力の強化)
2. 危機管理・危機意識の向上を図ること
3. 教職員の力量アップを図り、学校力を高めること
総会後、愛知県教育委員会教育長野村道朗様から「愛知県政の課題」と題した講演をいただいた。県政に長く関わられてきた経験を基に、現状を的確に捉え、緊急的課題への対応だけにとらわれることなく、県全体の持続的な発展を視野に入れ、新たな動きを創り出していくことの重要性を具体的に語られた。今後の学校経営に向けての決意を新たにすることができた。
(文・写真 安城・桜井中 水野淑子)
平成24年度尾張小中学校長会総会
爽やかな青空の下、尾張小中学校長会総会が、多くの来賓をお迎えして、5月11日、常滑市民文化会館において開催された。
最初に、平成24年度の役員候補者が提案され、次のとおり承認された。
会 長 | 山田淳夫 | (常滑・鬼崎中) |
副会長 | 広沢憲治 | (稲沢・稲沢中) |
同 | 伊藤邦彦 | (清須・西枇杷島小) |
同 | 永田淑子 | (半田・雁宿小) |
会計監査 | 古池拓雄 | (稲沢・稲沢西中) |
同 | 鈴木直子 | (春日井・丸田小) |
次に、山田会長が庶務・会計等を委嘱し、各議案はすべて提案どおり承認された。
山田会長は、挨拶の中で、これまでの尾張小中学校長会の取り組みの成果を評価するとともに、さらなる積み上げを目指し、(1)学習指導要領と学習指導の在り方についての研究推進(2)防災教育及び地域とも連携した防災体制の研究実践(3)次代を担う教員の人材育成と退職後の処遇についての研究推進の3点を提言した。そして、県校長会の指導の下、より充実した教育活動を展開していきたいと力強く呼び掛けた。
総会後は、愛知県教育委員会委員豊島半七様より、「平成の景気変動と若者の意識変化」と題して次のような講演をいただいた。バブル崩壊後10年で若者の意識は大きく変化し、自分の物でないから雑に扱っても平気という人が出てきた。特に直近の5年は、我慢できない、プライドが高く謝れない若者も増えてきた。こうしたことに企業が悩んでいる現状に触れ、我慢のできる子、こつこつと努力できる子の育成を教育現場に期待するとまとめられた。
(文・写真 江南・古知野南小 村 良弘)