平成24年度総会報告
平成24年度愛知県小中学校長会総会が、5月15日、中京大学文化市民会館で開催された。会の冒頭で、坂野重法会長をはじめ今年度の副会長、会計監査が承認された。
坂野会長は、挨拶の中で、東海北陸中学校長会研究大会及び東海北陸小学校長会研究大会が、7月と10月に愛知県でダブル開催される本年度を、愛知県小中学校長会の節目の年であるとして、この機会に「愛知の教育」のすばらしさを全国に発信していきたいと次のように述べた。
○ 保護者・教育委員会・学校が一体となった教育
愛知県では、保護者・教育委員会・学校が一体となって子どもの教育に取り組むことができている。校長が教職員に信頼され、学校は、保護者・地域の方に信頼されている。この信頼関係を維持し続けることが学校の使命であり、校長の責務である。
○ 校長が学び続けること
研究会組織が確立している愛知県では、教科等の研究会活動が盛んであるが、そうした研究会に、校長も勤務時間外に手弁当で教職員と共に参加している。また、校長会による自主的な研修会も企画されている。このように、管理職としての専門性を高めるとともに、学び続けることの大切さを校長自らの姿で示すことが重要である。
「自らを高め、学び続ける校長こそが、地域の信頼を勝ち取り、地域の拠点となる学校をつくる」との考えに立ち、未来の愛知県を担う子どもの育成に貢献したいと挨拶を結んだ。
その後、来賓の祝辞、感謝状の贈呈、議案の審議を行い、総会宣言を採択し閉会した。
総会後には、ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久氏を講師に招き、「夢はかなう きっとかなう」という演題で、教育講演会が行われた。